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石川 温の「スマホ業界新聞」

2017/07/22(vol.236)

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《目次》
1.NTTドコモが夏商戦モデルを一括1万5000円で早くも投げ売り
━━新料金プランによって、端末の売れ行きに変化到来か
2.KDDIがau Design project 15周年記念展示会を開催
━━本邦初公開コンセプトモデルは一見の価値あり
3.ソフトバンクが法人向けIoTプラットフォームを提供へ
━━期待されるIoT分野で勝ち組になるのは誰だ
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記

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1.NTTドコモが夏商戦モデルを一括1万5000円で早くも投げ売り
━━新料金プランによって、端末の売れ行きに変化到来か
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 KDDIの「auピタットプラン」が好調なスタートを切ったようだ。
 受付開始直後の週末において、Androidスマホの新規契約が約5割、機種変更が4割も増えているという。
 auピタットプランは現状、新規や機種変更に関してはAndroidスマホのみの対応となるため、結果としてAndroidスマホが売れるという傾向が出ているようだ。
 また、端末購入時には新料金プランが8割、選択されているという。ローエンドからハイエンドまで幅広く買われており「端末購入補助割引がなくても、新しい料金プラン」というのが支持されているようだ。
 6月からスタートしたNTTドコモ「docomo with」もよく売れているようだが、一方でNTTドコモのオンラインショップでは不穏な動きが見られる。
 7月21日より夏モデルであるGalaxy S8ならびにXperia XZ Premiumが「端末購入サポート」により7万8408円が割引され、MNP契約で一括1万5552円となっているのだ。
 「端末購入サポート」は端末購入から1年の間に機種変更や解約などを行うと割引額の半額がペナルティとして発生するものだ。端末購入補助割引である「月々サポート」はもちろんつかないが、相当、お得な価格で購入できることは間違いない。
 これまでも過去のモデルに「端末購入補助」がついたことはあったが、まだ最新モデルである、ソニーとサムスン電子のフラグシップモデルが一括で約1万5000円になるとは本当に意外だ。実際、フェイスブック上で、シャープの関係者も驚いていたほどだ。
 果たして、これが意味するのは何なのか。