私は宝塚公式のファンクラブ｢宝塚友の会｣の会員で、本日会報のチケット先行案内が届いたのですが、それによると
｢宝塚歌劇では、2023年11月に公表した調査報告書で対処すべき課題(提言)として指摘頂いた内容を真摯に受け止め、各種改善に取り組んでいます｣
として、稽古日数の見直しや公演日数を減らしたりすると記載がありました。

公演期間中、トップスターが演じる主役、トップ娘役が演じるヒロインはじめすべての役を一日だけ入団7年目までの生徒だけで行う新人公演というものがあります。この新人公演も当面宝塚大劇場公演では中止、東京公演のみだそうです。
関西のファンは東京までいかないと観られないということか。ただでさえ新人公演は若手発掘のため注目するファンも多く、チケットは競争率高いのに。

更に驚いたのが、今年は宝塚110周年なのですがその記念行事も中止だそうです。中止する行事は、
｢宝塚歌劇110周年記念式典｣　｢タカラヅカスペシャル2024｣　｢宝塚歌劇110周年記念大運動会｣
公演スケジュール、稽古スケジュール過密回避の観点からの中止とのことですが、読んだときの感想が｢はあ？なんじゃこりゃ！？つまんねー！！｣でした。
宝塚は10年に1度運動会をやるのですが、これが各組火花バチバチの真剣勝負でジェンヌさんもファンもすごく盛り上がるものなんです。
この時公演中や稽古中の組は練習に時間を割けなくて不利なのですが、それを組の結束でどう乗りきるかも見所だったりします。
その運動会も中止とは。楽しみにしてるファンも沢山…というか、殆どのファンが楽しみにしてるでしょう。

やっぱり芸事のスケジュール過密回避なんてお客さんにとってつまらない。人権>文化なんてロクなもんじゃない。
私は御贔屓さんが退団した後はディープなファンではないのですが、今のファンの人達ほんとに大変だと思います。
今まで興味も関心も知識もなかった外野が、ヅカファンの間では共通認識だったことを、歪んだ情報に踊らされ、即席に芽生えた人権意識振りかざしてギャーコラ騒ぐな！という心境です。ほんとに腹立つ！！