もくれんさんのお話、まったくその通りだと思います。ネットでよく、ブラック企業に勤めて自殺してしまう人に対する感想で、親元に帰ればいいじゃないか、なんていう人がいまして、吃驚します。その親元がなかったり、そもそも生活保護を受けていたりという家庭は山ほどあります。想像してみたことがないんでしょうね。

託児所付風俗があるというのを紹介したのは私です。無論、それがただの優しさで出来ているなんて思いません。だからといって非難ばかりもできないと言うご意見も同じです。現実は現実ですので・・・。

なんとなく風俗的なお仕事に嵌りこんでしまう女性もいるのでしょうね。ソフトな風俗業にそれと知らず入り込もうとして、同僚に止められていた女子がおりました。本人はカマトトでも何でもなくそれが風俗のお仕事だと気づいていない。育ちというのが当人の常識形成に歴然たる残酷な差を与える。私もそういうのはたくさん見てまいりました。そこから抜け出そうとして、挫折した方も。いずれ泥沼に沈みゆくと分かっていても、一度浸かればそこでしか生きていけなくなる。みんなそんなこと分かっていますが、居場所がないのです。一度そういう職歴が付くともう日の当たる場所に出られない。そう説得しても、他に代替案はない。だったら、少しでもましな環境を整備できないかと考えるのが、外野でしかない他人の役割ではないかと思います。