配信お疲れさまです。コペルニクス的発想の転換で打開策が見えてまいりましたね。

アメリカの宗教研究に関しては、アメリカ宗教史の専門家で森孝一という方がいらっしゃいます。私の手元に「宗教からよむアメリカ」という古い本がありますが、なかなかためになりますよ。同書の80年代のデータですが、アメリカ人が尊敬する人物の第一位が大統領、二位がローマ教皇でした。さて、今はと言うと・・・

昨年12月付ですと、男性部門一位はオバマ大統領。二位はローマ教皇でした。あ、同率タイで某不動産王です（ギャラップ社調査）

トランプ氏はほとんど宗教色がありません。教皇にもメキシコの件で批判されましたしね。
若い世代を中心に以前より世俗化が進んでいるのでしょう。しかし、キリスト教右派の勢力は未だ強いのがアメリカです。大統領候補でも無視できませんからね。宗教票。

いずれにしろ、先生がおっしゃる通り、日本人がしっかりすればいいことで、アメリカに物分りよくなってくれなんていうのは、虫のいい話だと思います。