第一、日本人同士で同じ職場やクラスでだって好き嫌いがあります。小林先生の批判者はどれだけ聖人君子なのか知りませんが、異国の不作法な団体客をニコニコ受け入れる寛容さが誰にでもあるべきだと強弁できるほど、普段からご立派なのでしょうか。私には理解できません。何人でも悪は悪です。それが平等主義です。富裕貧富も関係ありません。もし、富裕な中国人が日本に金を落とすお客様だから善である、というのならば、そういう人は、今後大企業の搾取がどうだとか、格差がどうだとか言ってはいけません。そもそも商売で言えば、金は金で貰っておいて、一線は守る。そういうしたたかさが必要なのですよ。そのくらいの根性がないから、小銭を持った人間に振り回されるのです。客に媚びることしか能がないから、しまいには安売り叩き売りに行きついてひいひい言うしかない。そういうのを怠惰とか無能とかいうのです。そして、そういう無戦略な経営者の愚劣のツケを払わされるのは、いつでも現場の人間なのです。高速バスがいい例でしょう？

それとは別に、中国は周辺民族を東夷・西戎・北狄・南蛮として差別してきた国です。それを中華思想といいますが、中国の今の正式名称はなんでしたっけ。排外主義は実は中国人のお家芸であるということも忘れてはいけませんね。儒教の国なのだから、是非とも礼法を守っていただきたいものです。