今週も配信ありがとうございます。

こうして文字になったものを読むと、国会で行われている議論の次元の低さに、目眩がしてきます。

議会って、言葉で闘う場ですよね。
相手の嘘や矛盾はスルーせず、徹底的に追及してほしい。

原発事故についての「状況は完全にコントロールされている」発言、閣僚による斡旋利得、閣僚のストーカー・空き巣泥棒行為、いずれも徹底的に追及して真実を明らかにしてくれないと困ります。
それぞれ実社会では一発で信用を失うレベルの嘘や不祥事をこれだけ連発してないがら、なんで世論調査では支持が不支持を上回っているのか。

与党の問題なのは当然ですが、型通りの追及しかしない野党にも、「やる気あるのか！」と言いたくなります。

毎月『大東亜論』で自由民権運動を読ませていただいていますが、議会というのは、「刀を捨てた武士が言論で闘う戦場」として設立されたもののはずです。

命のやり取りをする気魄で…と本来は言いたいところですが、せめてもうちょっと緊張感を持って臨んでほしいものです。
それが国民の負託を受けた代議士の務めなのではないでしょうか。

あと、選挙のときに看板に「嘘つかない TPP断固反対 ブレない」と掲げていた自民党の一員として、「命をかけてTPP交渉に臨んだ」甘利氏。
当然、公約違反の責任は「己の命で償う」んですよね？