武藤 のコメント

配信ありがとうございます。
立憲主義とは何か?『広辞苑』で検索をすると
「憲法を制定して統治すること。この場合の憲法とは人権を保障し、権力分立を定めたことが前提であること」だそうです。尾崎行雄は「封建政治は政府万能であるのに対して、立憲政治では、政府といえども立法府が決めた法律の枠を外して勝手にふるまうことは絶対にゆるされない」と戦後に『民主政治読本』に書いています。
憲法と法律の違いはあれど、違憲であるはずの自衛隊をなんとか軍隊に見せないように努めてきた日本政府の努力は立憲主義に明らかに反していると言えるでしょう。
まだ、自衛隊廃止を唱えていた左翼勢力のほうが
立憲主義を理解していたことになります。
明治憲法の起草者である伊藤博文は立憲制度とは「君主、議会、行政といった国家機関相互の調和と統一である」と興味深いことを言っています。
今の日本国憲法を見ると、戦後すぐに作らされた為に止むえない部分はありますが「理念型憲法」と言えます。永遠平和は人類の理想ですが、実際に世界は自然状態で平和状態は未だに建設できていません。
先人の知恵を借りて憲法を改正するならば、君民調和型、天皇と国民が相携えて国家、世界平和を守るという真の理念に基づいた憲法を作るべきであると
思います。

No.25 108ヶ月前

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