配信お疲れさまです。雪の日は三時間かけて職場まで行きました。暇でしたが・・・。

バス転落事件やスマップ騒動など、今を象徴する事件が頻発していますが、末世感がどんどん出てきますね。戦時もこうだったのでしょうか・・・。

バス転落事件は1/19付の読売新聞が報じている通り、2000年以降のバス業界の規制緩和が根本にあります。規制緩和→過当競争→ダンピング→労働者の疲弊・貧困化→事件事故発生。このあたりはそろそろ経済学の教科書に載せたらいかがかと思います。

労働の構造的ダンピング化を推進するのは、いうまでもなく竹中氏のような規制緩和・派遣業者です。彼らは成長産業に対する労働移動を錦の御旗に掲げますが、介護も保育も運送もギリギリでしか飯が食えません。成長産業で需要があって供給が少なくても、経済学通りには労賃が上がらない。だから慢性的な人手不足で現場が疲弊し、起こるべくして事故が起こる。また、人件費削減による非正規労働者の増加により少子化に拍車がかかり、税収も減り、将来的な福祉コストが破滅的に上昇する。