こけけっこー のコメント

>>5
>>59

>皇室の問題も経済の問題も根は一つな気がしますね。合理よりも大事なものを認識できるか否か。

合理至上主義は「偏狭な信仰」というご指摘、そして引用された本居宣長の言葉から「日本人が大事にするのは本居宣長が言い伝えたように、『もののあはれ』を感じる心です。天皇はそれの体現者です。---」のご指摘に心から頷きます。

 70代半ば過ぎの近所の一人暮らしのおじいさん、辛酸続きの人生だったようですが、天皇皇后両陛下があの大津波の被災地を回られて黙礼されているお背中の写真掲載の新聞切り抜きをずっと掲げ続けておられます。あの記事が出た日に貼ってもう黄色くなっている新聞記事を。
 両陛下のその尊いお姿を支えにしている日本人がここにもおられます、「・・・どんな気持ちで回られたんだろうなぁ・・・それ思うとな・・・俺も勇気出さなきゃ・・」と呟きつつ暮らす--。

>「人の哀れを自分の哀れとする」「人の喜びを自分の喜びとする」そういうまっとうな人間の在り様です。佇まいです。それは合理などよりも最上に尊ぶべきもののはずです。

 「合理」は例えて言えばペカペカのプラスチック。形はあっても、そこに青葉の芽を含んでいるような水分も膨らみもありません。勇気・希望と共に波及し膨らんでいくような潤いを含んだ要素がありません。持続する「最上に尊ぶべきもの」は仰る通り哀れみや喜びを伴うものだと直感します。
 
小林よしのり先生が工夫を凝らして熱を込めて著してこられた書物、そして今進行中の「大東亜論」、それは日本のエートスを覚醒させる壮大なお仕事。
 合理の「偏狭な信仰」に取り憑かれた者は「見ざる・聞かざる・慎まざる」の塀に閉ざされているにしても、---だからこそそこに働きかけて揺さぶりをかけることを諦めない、その姿勢が作品となって顕れているのだと思います。

No.60 108ヶ月前

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