大東亜論考察編☆
大東亜論を読んで頭山満はかなりの秀才だと分かりました。幼少から漢学に対する知識を身につけていたことには驚きです。
頭山満の行動原理には儒教があるのではないかと
思いましたが、蚊を殺さないほどの優しい性格、
金銭、官位に興味を示さない面は老荘の思想もあるのかなと思ってしまいました。
何方にしろ、西洋思想に対して頭山は東洋思想、儒教、道教にかなり通じていたのでは？と感じます。
となると、先生が大東亜論で描いていた東洋道徳、失われた日本精神は儒教、道教ではないかと思ってしまいます。
もちろん、日本の儒教は吉田松陰を筆頭に学者から
かなり日本風にアレンジされていますが、日本精神、頭山精神を学ぶならば、自己の精神に宿すならば…儒教を学ぶ必要性はあるんじゃないかと？
素人なりに考察しました。