前回の「ストレスエスケープ」の話で出てきた人気ドラマ「下町ロケット」最終回見ました。ハッピーエンドはまだいいとしても、あまりに阿部寛が演じる主人公に都合のいいエンディングに唖然としました。「ストレスエスケープ」どころか、かえってストレスが溜まったくらいです。 特に主人公に終始冷たかった娘(土屋太鳳)が「技術者の父は私の誇りです」と面接で話して帝国重工に就職を決めたり、敵役(小泉孝太郎)が主人公の「説教革命」で改心する展開には、いくら何でも出来すぎだろうと、狐につままれたような感覚になりました。これで元妻(真矢ミキ)と復縁でもしたら、目もあてられないところでした。 僕の母も「これって水戸黄門みたいなドラマなんでしょ?」と言いながら見てましたが、このドラマは水戸黄門をはるかに超えてます。黄門様は悪人を懲らしめる事はできても、改心させる事はできませんでしたから。 小林先生が先週の生放送で言っていたように、佃製作所が倒産したら面白いとか、真矢ミキが阿部寛を「あきらめないで!」と励ましたり、土屋太鳳が「私、パティシエになる!」と言い出したら面白いんじゃないかと妄想したりもしました。 このドラマの影響でやたらと部下に説教をしたり、所構わず自分の仕事観・会社観を熱く語りだすサラリーマンが増えないか心配です。そんな「下町ロケット病」をこじらせたサラリーマン、あと政治家が絶対に真似できないセリフが一つあります。 それは阿部寛や吉川晃司が、部下を鼓舞する時に必ず言っていた「全責任は俺が取る!」です。
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前回の「ストレスエスケープ」の話で出てきた人気ドラマ「下町ロケット」最終回見ました。ハッピーエンドはまだいいとしても、あまりに阿部寛が演じる主人公に都合のいいエンディングに唖然としました。「ストレスエスケープ」どころか、かえってストレスが溜まったくらいです。
特に主人公に終始冷たかった娘(土屋太鳳)が「技術者の父は私の誇りです」と面接で話して帝国重工に就職を決めたり、敵役(小泉孝太郎)が主人公の「説教革命」で改心する展開には、いくら何でも出来すぎだろうと、狐につままれたような感覚になりました。これで元妻(真矢ミキ)と復縁でもしたら、目もあてられないところでした。
僕の母も「これって水戸黄門みたいなドラマなんでしょ?」と言いながら見てましたが、このドラマは水戸黄門をはるかに超えてます。黄門様は悪人を懲らしめる事はできても、改心させる事はできませんでしたから。
小林先生が先週の生放送で言っていたように、佃製作所が倒産したら面白いとか、真矢ミキが阿部寛を「あきらめないで!」と励ましたり、土屋太鳳が「私、パティシエになる!」と言い出したら面白いんじゃないかと妄想したりもしました。
このドラマの影響でやたらと部下に説教をしたり、所構わず自分の仕事観・会社観を熱く語りだすサラリーマンが増えないか心配です。そんな「下町ロケット病」をこじらせたサラリーマン、あと政治家が絶対に真似できないセリフが一つあります。
それは阿部寛や吉川晃司が、部下を鼓舞する時に必ず言っていた「全責任は俺が取る!」です。