配信お疲れ様です。

幕末から明治への流れは僅か100年足らずで行われたと言うタイムスパン的に見ても、
「革命」でしょうね、しかも「急激な革命」に感じます。
今迄の日本の歴史の転換点と比べても、幕藩体制から藩閥政府に移行した流れは、
徳川や足利、北条や藤原氏や、果ては飛鳥時代での政変と比べても明らかな強引かつ速い価値観の変換が成されたんだと思います。
これが何を意味するのかと考えると、今迄の日本人的な価値観が西洋主義を「強制的かつ強引なる取り入れ」が、
日本人の緩やかなる精神の変化を上回るスピードだったのだろうと推察します。
しかし、日本人は良いも悪いも世界の中でも抜群なる適応力を持ち合わせていたために、
魂を簡単に捨て去る大衆が沢山居たのだとも考えてしまいました。
愛国志士の決起による、革命の流れを、以降の魂を忘れたい疚しい日本人は、
「不平不満の武力蜂起」の中だけに押し留めて置きたいのでは無いのか？と、私は考えさせられています。
正直エートスを取り戻すには、今の日本人全て抹殺するしか無いとニヒリズムに取り込まれてしまいますね。
希望など有りません、もし希望が有るとしたら、
「自身の中に希望を持つ」他人様やお上や権力側に希望など持たない、これしか無いと思います。
変わるのは自分自身しか有りませんからね。
ありがとうございました。