よしりん先生は漫画家のプロなので「分かりにくさ」が表現の障壁になることを身をもって感じてらっしゃると思います。 ゆえに「何らかのレッテル貼り」をしてより分かり易く人に伝えることは当たり前のことなのかもしれません。抽象的で掴み辛い概念を何らかの視覚的なレッテルで分かり易くすることは、表現者にとってはモノを伝え易くする手段であることは間違いないと思います。 しかし、漫画家がレッテル貼りするのが批判されるのならば、構造改革で「抵抗勢力」とか言ってレッテル貼りした当時の自民党はもっと批判されなければならないでしょう。どうもその頃から物事を単純化してスローガンだけで国民の気を惹く宣伝文句ばかりを並べて肝心な中身の議論をさせないみたいな空気が、政府が広告代理店なんかを巻き込んで確信犯的にやってる気がしてなりません。 アメリカ社会なんかは、どうもレッテル貼りで政治をやってるイメージがあって、分かり易いスローガンを掲げないと大統領選なんかも勝てないのかもしれません。さすがメディアが選挙に大きく影響してる国だと思います。 テレビやネットが「レッテル貼り社会」みたいなのを推し進めていて、だんだん大衆が愚鈍になってきてる気がしてならないのです。そしてそれはアメリカの思惑通りになってる気がするのです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:22166571)
よしりん先生は漫画家のプロなので「分かりにくさ」が表現の障壁になることを身をもって感じてらっしゃると思います。
ゆえに「何らかのレッテル貼り」をしてより分かり易く人に伝えることは当たり前のことなのかもしれません。抽象的で掴み辛い概念を何らかの視覚的なレッテルで分かり易くすることは、表現者にとってはモノを伝え易くする手段であることは間違いないと思います。
しかし、漫画家がレッテル貼りするのが批判されるのならば、構造改革で「抵抗勢力」とか言ってレッテル貼りした当時の自民党はもっと批判されなければならないでしょう。どうもその頃から物事を単純化してスローガンだけで国民の気を惹く宣伝文句ばかりを並べて肝心な中身の議論をさせないみたいな空気が、政府が広告代理店なんかを巻き込んで確信犯的にやってる気がしてなりません。
アメリカ社会なんかは、どうもレッテル貼りで政治をやってるイメージがあって、分かり易いスローガンを掲げないと大統領選なんかも勝てないのかもしれません。さすがメディアが選挙に大きく影響してる国だと思います。
テレビやネットが「レッテル貼り社会」みたいなのを推し進めていて、だんだん大衆が愚鈍になってきてる気がしてならないのです。そしてそれはアメリカの思惑通りになってる気がするのです。