しんや のコメント

配信ありがとうございます。
今回のゴー宣は、先々週号と合わせて「親として・大人として子供とどう向き合うか」を問われる内容だったと思います。

先々週の号では、塾の先生をされている方のコメントが印象に残っています。川崎の上村遼太君の事件が起きた直後にもかかわらず子供にスマホを持たせる親の意識はどうなっているのか、と。

本当は持たせることに抵抗を覚えつつも、持たせない理由を自身の言葉で言い渡して諦めさせる(=嫌われるリスクをとる)ことから逃げているのではないか…
というふうに考えていたのですが、今回先生が書かれたような「自由を認められないダサい大人でいたくない」という見栄があるようにも思えてきました。

昨夜はライジングを読んだ後で、初期ゴー宣 第五十四章『父権・貢献・ボランティア』(第二巻)を読み返しました。
初めて読んだのが高校生の時で、飯干晃一氏の「封建的な父権」の意味がまったく理解できなかったのですが(笑)、自分が30代を迎えて10代の姪っ子たちの成長を見る年代になり、ようやく飯干晃一氏に感情移入できるようになりました。

親が考えるべきなのは、子供に今好かれるかどうかではなく、何が本当に本人のためになるかのはず。

子供に嫌われることを覚悟のうえで毅然と振る舞う親と、子供の言われるままにご機嫌を取る親。
子供が今度は親になった時、自分の手本として敬意・感謝とともに思い出すのは、間違いなく前者ですよね。

No.46 108ヶ月前

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