先週の生放送では相変わらずアホなコメントばっかり書いてしまい、申し訳ありません。今回ばかりは反省して、またしばらくコメントを控えようと思っていましたが・・・

大阪の住民投票は全くヒドイものでした。以前、橋下市長がツイッターでよしりん先生と中野剛志先生に絡んだ事件がありましたが、今回の住民投票で標的にされたのは中野先生の元上司、京都大学の藤井聡先生です。
藤井先生がネット上に、「都構想に関する７つの事実」を発表した途端、橋下市長はツイッターや記者会見で、執拗に「公開討論」を申し入れました。それに対して藤井先生が、「まずは文書で私の指摘のどこが間違っているのか教えて欲しい。ショーとしての討論には応じられない」という姿勢を示すと、市長側は信じられない攻撃を始めました。
京大の総長宛に、大学としての雇用者責任を問いただすわ、関西のテレビ局に「藤井を出すな」という文書を送りつけるわ、維新の議員を使って国会で一学者の見解を問いただすわと、やりたい放題です。最終的には藤井先生を中心に100名以上の学者が声明を発表し、学者記者会見まで行われましたが、市長は例によってツイッターで、防災専門の学者の意見までも「現場を知らない」と揶揄し、まっとうな議論は結局一度も行われませんでした。

「ライジング」とは全く関係のないことを書いてしまいましたが、トッキー師範代の「予言」が的中してしまっていたので、どうしても書かずにはいられませんでした。

こんな人物が国家権力を握り、安倍首相と一緒に憲法改正論議に乗り出したら、本当にとんでもないことが起きかねませんよ！