いわゆる大阪都構想の住民投票について、 私は「反対」に投票しました。 私はすごく悩みました。 賛成派が言う「二重行政の解消」という意義。 反対派が言う「行政サービスの低下」という危険性。 これは一般的な生活者にとっては『実感のしづらい情報』に過ぎないです。 それでも大阪市民は『賛成もしくは反対しか書いてはいけない投票用紙』を手渡されるわけです。 最終的に、私が「反対」に投票した理由は、 いわゆる大阪都構想の意義が、最後まで理解しきれなかったからです。 私は自分では「保守ではない」と認識しているので、『改革』それ自体にアレルギーは起こさないつもりです。 しかしながら、『何の為に行う改革なのか?』が決定的に重要なことだと考えています。 何が「目的」で、何が最善の「手段」なのか? それが十分に納得できなかったので「賛成」できませんでした。 今回の、いわゆる大阪都構想の住民投票について、『情報』を超えた、『当事者意識』を持てるほどの意義や危険性は、イマイチ見えてこなかった、というのが私の感想です。
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小林よしのりチャンネル
(ID:13193453)
いわゆる大阪都構想の住民投票について、
私は「反対」に投票しました。
私はすごく悩みました。
賛成派が言う「二重行政の解消」という意義。
反対派が言う「行政サービスの低下」という危険性。
これは一般的な生活者にとっては『実感のしづらい情報』に過ぎないです。
それでも大阪市民は『賛成もしくは反対しか書いてはいけない投票用紙』を手渡されるわけです。
最終的に、私が「反対」に投票した理由は、
いわゆる大阪都構想の意義が、最後まで理解しきれなかったからです。
私は自分では「保守ではない」と認識しているので、『改革』それ自体にアレルギーは起こさないつもりです。
しかしながら、『何の為に行う改革なのか?』が決定的に重要なことだと考えています。
何が「目的」で、何が最善の「手段」なのか?
それが十分に納得できなかったので「賛成」できませんでした。
今回の、いわゆる大阪都構想の住民投票について、『情報』を超えた、『当事者意識』を持てるほどの意義や危険性は、イマイチ見えてこなかった、というのが私の感想です。