議論ができないと言えば、もう一つ。

昨今の自主規制なんかそうですよね。
去年からずっと自分の考えに痼が残った状態でしたが、規制の前に自主規制で弾かれると言う事を考えたら、圧力を加えて世に出させない状況を作り出すのも、「議論が出来ない」ということですよね。

我が国は、
「議論が出来ない」
「議論をしない」
「議論をさせない」
「捩じ伏せる」
「押し付ける」
「そして自分達はスッキリ」
ですよね。

嘗てミスコンに反撥した人って自分達が気に入らないただそれだけなのに後から理由つけて中止に追い込んだんですよね。
でも、ミスコンは色んな所で行われていますから概念自体は無くならないんですよね。
大多数が支持するものをたった少数者の気分次第で消滅させることは出来ないでしょう。

売春もそうですよね。

売春を気に入らない人はいる。
但し最古の商売と言われる以上、それを消滅させることは不可能なんです。
文句言う人は売春業に従事している訳でもないのに。

売春を無くした所でそれじゃあそれを生業にした人の生活を保障してくれるのかといえば、しないですよね。
売春よりも効率が良くてお金が入る職業があったらとっくに売春は滅んでいるでしょう。
無くならないのは無くそうとしている人がそこまで熱心じゃないからです。

運動が好きな人はそれで満足するだけですもんね。

既存の売春業に圧力加えて吉原の文化（遊廓）を消滅させた罪は大きいですよ。

しかもまた、吉原に代わったソープ文化さえも消滅しかかってます。
売春を無くそうとしていますからね。
我が国は公に売春は認めていない形をとってますが、文化としての売春が無くなってそれこそ野卑で軽佻浮薄で唾棄すべきアンダーグラウンドなものになっていってしまうのでしょう。