今週もライジング配信、ありがとうございます！

大切な故郷が、放射性廃棄物のゴミ捨て場にされていく。二度と暮らせることはない。
原発事故で故郷を追われた方々は、その人たちにしか分からない悲しみ・苦しみ・怒りを今もかかえていらっしゃるのでしょう。
飯館村では100歳を超えたおじいさんが「生まれ育った村で死にたい」と自ら命を絶たれました。
福島の原発事故は日本国の宝である国土を汚染し人の住めない地にしたあげく、その地で生きてきた国民の命をも奪いとっていったのです。
日本を愛するならばまず一番に守らなければならない国土や国民の命を奪う原発を推進したがる方々には想像力がないのでしょう。
絶対安心なものなどこの世にありはしないということも、故郷を永遠に失った痛みも、しでかしたことへの報いはいずれ必ず自分や自分の周りに振りかかってくるということも。

尖閣諸島や竹島は日本の領土だとしつこく主張しているのは結局資源があるからで、同様に自国の領土だと主張する中国・韓国と何ら変わりはありません。
それゆえに資源のない福島に原発を作ったのでしょう。事故が起きても捨石にできるように。何もなかったことにするために。

沖縄の方々は教えてくれています。
大事なのは自ら怒りの声を上げ続けることだということを。
傷つけられた誇りを取り戻せるのは、その誇りを傷つけられた自分自身であることを。