日本では同性愛は文化的に認められてきたのはわかります。けれど、「制度」としては認められてはこなかった。家の制度では同性が夫婦になることはなかったわけですから。家は子供がいないと存続することができないわけだから、子を産むことが出来ないカップルは認めることは出来ないし、男色、女色相手もそこに文句はなかった…。
今は家の制度も核家族になって崩れたけど、今でも社会的には「子を産む」ことは意義のあることであり、そうでない同性間のカップルとは制度として差があってもしょうがないのではないか…、と思っていました。
けど、今考えると、結婚したからと言って子供が生まれる訳ではないし、最初から産まないと考える人、産めない人もいる。だったら、結婚とは必ずしも子供を産み育てるための制度ではない、あるいはなくなっているということ。さらには、家族として認められない場合の不利益は僕が考えるよりも大きいみたいですね…。
ということで、僕は転向しました♪制度の不備が差別や疎外感を助長しているなら、それも問題ですから、制度でなんとかできる範囲なら、できるだけのことはすべきですね。