インサイトの報告4日目
靖国神社は各藩で作られた勤王の志士のための招魂社がもとになっている。
国民は慰霊のための施設と思っているが、実際には顕彰のための施設。英霊はヒーローである。慰霊…、慰めるなどと上から目線は失礼だ。
歴史認識の問題では、中韓では国民と政府を分けており、指導者のみを断罪、彼らが祀られているから靖国はだめだといっているが、当時の日本は国民全員が戦争をしたがっていた。朝日新聞まで含めて戦意高揚の記事ばかりで、戦争反対は言える雰囲気ではなかった。(今も戦前と同じで、新聞もタカ派にしないと売れない状況ではないか)だから、国民と指導者は分断出来ない。
≪国立の追悼施設について≫
千鳥ヶ淵墓苑というものが既にあり、それが国立追悼施設みたいなもの。(アメリカの国務長官がそこに献花をしたが、あれは千鳥ヶ淵墓苑への参拝ならOKというメッセージをこめたパフォーマンスだ)
しかし、そこには誰も参拝しない。みんな、靖国にいく。神社信仰は日本の信仰の原点である。兵士たちは「靖国て会おう」と死んでいった。だから、そこに行かないと会えない。他の施設にいるはずもなく、英霊不在の施設なんか建てても予算の無駄だ。