今回の福島ルポ、緊張感をもって読みました。まるでフィクションのような利権問題の複雑さの一端を知ることができて、これは一筋縄ではいかないなと思いました。
技術的な面、経済的な面、人的な面、最終処分場の問題、安全保障上の問題、、、
やはりどう考えても原発ゼロが不可避なのは自明であるのに、なぜベースロード電源などという訳のわからない用語を用いて、無理矢理に再稼働を宣言するのか？
そこには、利権関係者、政治家、マスコミ、国民の全てのモラルが崩れており、今の自分が損をしなければあとはどうなってもいいということが根底にあるのだと思います。
日本の事故から学んで、脱原発でなければ選挙に当選しないというドイツを見ていると、日本は恥ずべき姿を晒しています。
勇気を持って決別できる政治家を選びたいけれど、消去法がやっとです。
国民の政治への無関心が今の政治状況を作っている以上、まず入口として今回のようなルポを広く知ってもらうことが重要なのではないでしょうか。
泉美さん、これからも応援しています！でも無理しすぎないでね。。。ゴー宣道場がさらにたくさんの人の考えを深めるきっかけになったらいいなと思います。