ホロコーストが全体主義国家が国を挙げて行った犯罪であるにも関わらず、ナチス党幹部と直接犯行に関わった下級の実行犯だけをスケープ・ゴートにして数百万に及ぶナチス関係者は無罪にして自らの罪から逃げる。
虐殺されたユダヤの方々やその遺族からすれば、到底納得できるものではないでしょう。
いじめられた側にとっていじめた側も見ていただけの側もどっちも同じなように、何らかの形でホロコーストに関わった者全てが加害者なのです。
正当な形で罰を受けなかった者は、そのペナルティーが加算された分の罰を受けることになります。
人は追い詰められたときにその本性があらわになると言います。このような負の事実から目をそらし続ける姿勢なんて、見習っちゃいけないものの典型でしょう。
ドイツに中国より軽んじられていると焦って、媚びようとする感満載ですね。

東日本大震災が発生した時刻で止まった時計は、あのときから時計が止まってしまったままかのような被災地の現状と被災された方々の心そのもののように思えます。
再稼働をしつこいぐらい推し進める人たちにとって、あの光景は所詮他人事か自分とは全く関係のない遠い地の出来事なのでしょう。
原発事故の悲劇が、自分や自分の大事な誰かの平穏を破壊し奪い取られるそのときまで。
利権には我先にとむらがり責任からは逃げる、見苦しすぎる全人類の得意技発動させないでいただきたいものです。

地下鉄サリン事件を筆頭にしたオウム真理教が引き起こした事件の責任の大元は麻原彰晃やその教えに呑まれ手を下した信者たちにあり、当時子供であった三女・四女には何の責任もありません。
事件・事故を引き起こした張本人ら当事者たちだけが、その責任全てを背負う責務があるのです。