ここ最近、よしりん先生が「憎悪」について強調されていて、確かに世の中というのは、「憎悪を煽る」という一つの方法論(と言っていいと思います)が、まかり通っているのだなと考えされられました。 福島原発は危険な状態だと言えば「福島を差別するな!」と憎悪を煽り、女系公認と言えば「皇統断絶を企む逆賊だ!」と憎悪を煽り、TPP反対だと言えば「経済成長を阻害する左翼の手先!」と憎悪を煽る。そして今のイスラム国問題です。ワイドショー程度の知的レベルが限界の一般大衆には、それが最も効果的なのかも知れません。 小林よしのりという存在が常に目の敵にされる理由は、「自分で考える」事を促す存在だからだと思います。為政者やメディア・コングロマリットにとっては、人民が情報を疑わない事が「善」であり、「なぜ」と問う存在は「悪」です。「なぜ」と問う疑念をゼロにする手段が、憎悪を焚き付けるという、歴史上つねに戦争に利用されてきた方法論なのでしょう。 なんだかマスコミが、映画「マトリックス」に登場した、データに支配された世界を守る「エージェント」のように思えてきました。
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(ID:6310207)
ここ最近、よしりん先生が「憎悪」について強調されていて、確かに世の中というのは、「憎悪を煽る」という一つの方法論(と言っていいと思います)が、まかり通っているのだなと考えされられました。
福島原発は危険な状態だと言えば「福島を差別するな!」と憎悪を煽り、女系公認と言えば「皇統断絶を企む逆賊だ!」と憎悪を煽り、TPP反対だと言えば「経済成長を阻害する左翼の手先!」と憎悪を煽る。そして今のイスラム国問題です。ワイドショー程度の知的レベルが限界の一般大衆には、それが最も効果的なのかも知れません。
小林よしのりという存在が常に目の敵にされる理由は、「自分で考える」事を促す存在だからだと思います。為政者やメディア・コングロマリットにとっては、人民が情報を疑わない事が「善」であり、「なぜ」と問う存在は「悪」です。「なぜ」と問う疑念をゼロにする手段が、憎悪を焚き付けるという、歴史上つねに戦争に利用されてきた方法論なのでしょう。
なんだかマスコミが、映画「マトリックス」に登場した、データに支配された世界を守る「エージェント」のように思えてきました。