香山リカ氏についていろいろと書かれておられますが、
私が「接した」氏について感想を交えてご紹介させていただきます。
何年か前に悪名高き日教組の１支部の講演会にてお会いしました。
組合員が強制的に参加し、参加者は５００名ぐらいでした。
何を隠そう私はその支部の役員のはしくれでした。
飛行機の関係で遅刻された氏は遠めの空港から支部からの道案内を
従えてタクシーを飛ばしてやってこられました。
前年支部は政治家になる前の「義家自民党議員」を講師に迎え、
後に反日教組活動を展開されるという大失態を演じ、
約５０万円という予算に見合い、左翼が喜ぶというか絶対に日教組の
主張と違うことは言わないという安心感から
氏に白羽の矢がたった側面もあったと思われます。
会場設営を終え、氏が到着して気が抜けた私は舞台裏で他の役員たちとともに爆睡。
話の内容は取るに足らないというか全く覚えていないのですが、
期待通り当たり障り無い左翼的な話だったと思います。
その内容を熱心に主張していたというよりは決まった話を淡々とされたように
記憶しています。
参加者の感想も「有名人に会えて良かった」といった程度のものでした。
氏はこのように左翼に都合の良い話をすることで生活しておられますので、
そのポジショントークから逸脱することなどあろうはずが無く、
アイヌ差別などという左翼・日教組が喜びそうなネタで
それを否定するのに与するわけがありません。
さしずめ地味な左翼論壇ホステスと言ったところでしょうか。
アイヌ問題を考えるためには香山リカ氏とは関わりないところで
検討した方が建設的で有意義な公論になろうかと思います。