くりん のコメント

新年最初のライジング配信、ありがとうございますvv

V6のイノッチがあさイチのセクハラ特集でめちゃくちゃ怒りをあらわにされたとき、これが真に女性を想う男の姿なのだと感じました。
世に蔓延している男尊女卑の事実に、当の女性以上に男性が「許せない」と怒り声を上げる。
それを当たり前のことだと言える男性が、周りに当たり前のように存在してこそ日本の女性の地位は高まってゆくのです。
「皇統は男系絶対」のトップ信者の安倍氏が政権のトップにあり続けては、女性の地位は高まるどころかむしろ下がる一方でしょう。
器の大きさではイノッチのほうが安倍氏より断然大きいです。比べること自体がおかしいかもしれません。

「紙の月」について私はだいたいのあらすじしか知りません。
そのうえで考えると宮沢りえさん演じる主人公の横領は、自分を当然のように見下す夫への報復であったように思います。
横領という犯罪行為によって夫の稼ぎ以上のお金を手に入れて贅沢三昧することで夫を見下し、自分が巨額横領事件犯人として警察に追われる身となることで夫の築き上げた地位や名誉をズタズタに引き裂いて葬る。
地位も名誉も失った夫はエリートサラリーマンから、無駄にプライドの高い厄介者へと落ちぶれることになります。
これが妻を筆頭にした女性を見下し続けたことへの報いであることを、夫が気づくことはないでしょう。

不倫もネトウヨ化もどちらも嫌ですが、不倫のほうが対処しやすいように感じます。
不倫であれば伴侶や子供たちへの裏切りとして糾弾することができ、別居や離婚など当事者に対してはっきりした処罰を下すことができます。
一方ネトウヨ化は日常生活を脅かすネット依存症レベルにまで陥らなければ、傍から見ればただのネット好き人間です。
直接周囲に害を及ぼすレベルにまで行動がエスカレートしない限り、対処することは非常に難しいでしょう。

たとえ家庭でなくても別のどこかにありのままの自分を受け入れてくれる場所があれば、不倫に走ることもネトウヨ化する必要もないように思います。

No.79 121ヶ月前

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