よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、今年一年、つつがなくライジングを執筆・編集・配信していただき、ありがとうございました。来年からもまた宜しくお願いいたします。 「自称保守連中が親の仇みたいに朝日新聞バッシングに血道をあげてる時に、平然と朝日の紙面に登場するのは快感である」。まず、この感覚がファンとしても痛快です。朝日新聞東京版のみに掲載されたインタビュー記事を取り上げてくださり、ありがとうございます。ブログを見た瞬間買いに行きましたが、京都版には載っておらずガッカリしたものです。だからとてもうれしく思いました。 腹立たしい4項目すべてに同意です。①の小選挙区制についてですが、これは「千万人といえども我往かん」という人格の政治家や、しっかり勉強して希望のある未来ビジョンを語れる政治家が登場する余地を一切失くし、議員を頭数だけに還元する本当にバカバカしい制度です。政権交代しやすい制度が模索された結果でしょうが、瞬間的な風とバンドワゴン効果によって白紙委任状を与える制度は危険極まりないと言えます。 この制度によって②の国民・有権者もとことんバカにされていますが、だからといって放棄すれば白紙委任状を渡すことになり、自分の首を絞めることになります。マスコミ報道に振り回され、新党ブーム、地方政党ブーム、政権交代ブームを越えて一巡した結果、ニヒリズムが蔓延して巨大与党が圧勝する現状を生み出しました。敗戦受益者や富裕層は現状が米国の奴隷状態でも、生きている間の安定だけが望みだと見えます。 ③の首相も全くこの通りだと思います。そもそも安倍は、虚弱な身体と狭量な性格とを持ち合わせているため政治家向きの人ではないのです。おそらく本人にも自覚があるでしょうから、早く引退してホシュ論壇で適当に駄文を売って安寧を貪りたいはずです。そのために上げておきたい実績が憲法改正なのでしょう。しかし、安倍によって国の先行きが暗転させられた後では、安倍の駄文を消費できる社会も存在していないでしょう。 ④の報道ですが、マスコミ上層部が団塊世代でしょうから、30年代的な経済成長神話に囚われているのもその通りだと思います。これまでマスコミは新自由主義的な構造改革をやれば外需が伸びるとは言ってきましたが、公共事業のバラマキには反対でした。しかし今回は異次元緩和とバラマキをセットでやれば内需が伸びるというのも付け加え、アベノミクス全肯定の姿勢でした。秘密保護法で脅しながらマスコミのトップと会食を繰り返して翼賛体制を築いた安倍の勝利でしょう。 アベノミクスの間違った成長戦力・地方創生への代案は、仰る通り脱原発を基本に据えるしかないと思います。金融緩和と国債発行で同じように公共事業をやるなら、巨大防潮堤やカブトガニ競技場のような無駄なものを作って維持費が子孫を苦しめるようなやり方ではなく、既存原発の廃炉と代替エネルギー開発といった子孫のためになる脱原発事業に舵を切るべきだと考えます。そして政治家や経産省の官僚が決断しやすいように世論形成するのが報道の役割だと思います。 朝日新聞は安倍政権打倒を社是にすべきというのも、民主党が支持を回復するにはナショナリズムを基本とせよというのも大いに納得です。安倍が掲げるネトウヨばりの悪性ナショナリズムに対抗するには、別の健全なナショナリズムを掲げるしかないと考えます。今までの朝日的な左翼メディアにありがちなナショナリズム批判では、もはや誰も耳を貸さないはずです。されゆえ悪性ナショナリズムに対抗できるものは反米的なものにならざるを得ないと思われます。 そして、ネトウヨ的でない健全なナショナリズムの立ち上げに必要なバイブルとして、よしりん師範の『新戦争論1』は出されるのではないか、そのように私は考えています。だから来年は初頭から大いに期待しております。 さて、木蘭師範、番外編ありがとうございます。「もくれんより」の解説がいちいち面白いし、スクナビコナの「よお、わしや、わし」にマジ吹きしました。単行本になったときはイザナキ・イザナミを加えてエロ度が増すことと楽しみに待っております。 時浦師範代のwiki直し!は集合痴の不整合がこれでもか!と晒されて痛快ですが、まとめて斬っていく師範代の苦労が察せられます。今年も本当にお疲れ様でした。千代に八千代に皇統が安泰となるために、来年からもお願いいたします。 最早よしりん師範の「道徳心」が最後の希望なのか… na85
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よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、今年一年、つつがなくライジングを執筆・編集・配信していただき、ありがとうございました。来年からもまた宜しくお願いいたします。
「自称保守連中が親の仇みたいに朝日新聞バッシングに血道をあげてる時に、平然と朝日の紙面に登場するのは快感である」。まず、この感覚がファンとしても痛快です。朝日新聞東京版のみに掲載されたインタビュー記事を取り上げてくださり、ありがとうございます。ブログを見た瞬間買いに行きましたが、京都版には載っておらずガッカリしたものです。だからとてもうれしく思いました。
腹立たしい4項目すべてに同意です。①の小選挙区制についてですが、これは「千万人といえども我往かん」という人格の政治家や、しっかり勉強して希望のある未来ビジョンを語れる政治家が登場する余地を一切失くし、議員を頭数だけに還元する本当にバカバカしい制度です。政権交代しやすい制度が模索された結果でしょうが、瞬間的な風とバンドワゴン効果によって白紙委任状を与える制度は危険極まりないと言えます。
この制度によって②の国民・有権者もとことんバカにされていますが、だからといって放棄すれば白紙委任状を渡すことになり、自分の首を絞めることになります。マスコミ報道に振り回され、新党ブーム、地方政党ブーム、政権交代ブームを越えて一巡した結果、ニヒリズムが蔓延して巨大与党が圧勝する現状を生み出しました。敗戦受益者や富裕層は現状が米国の奴隷状態でも、生きている間の安定だけが望みだと見えます。
③の首相も全くこの通りだと思います。そもそも安倍は、虚弱な身体と狭量な性格とを持ち合わせているため政治家向きの人ではないのです。おそらく本人にも自覚があるでしょうから、早く引退してホシュ論壇で適当に駄文を売って安寧を貪りたいはずです。そのために上げておきたい実績が憲法改正なのでしょう。しかし、安倍によって国の先行きが暗転させられた後では、安倍の駄文を消費できる社会も存在していないでしょう。
④の報道ですが、マスコミ上層部が団塊世代でしょうから、30年代的な経済成長神話に囚われているのもその通りだと思います。これまでマスコミは新自由主義的な構造改革をやれば外需が伸びるとは言ってきましたが、公共事業のバラマキには反対でした。しかし今回は異次元緩和とバラマキをセットでやれば内需が伸びるというのも付け加え、アベノミクス全肯定の姿勢でした。秘密保護法で脅しながらマスコミのトップと会食を繰り返して翼賛体制を築いた安倍の勝利でしょう。
アベノミクスの間違った成長戦力・地方創生への代案は、仰る通り脱原発を基本に据えるしかないと思います。金融緩和と国債発行で同じように公共事業をやるなら、巨大防潮堤やカブトガニ競技場のような無駄なものを作って維持費が子孫を苦しめるようなやり方ではなく、既存原発の廃炉と代替エネルギー開発といった子孫のためになる脱原発事業に舵を切るべきだと考えます。そして政治家や経産省の官僚が決断しやすいように世論形成するのが報道の役割だと思います。
朝日新聞は安倍政権打倒を社是にすべきというのも、民主党が支持を回復するにはナショナリズムを基本とせよというのも大いに納得です。安倍が掲げるネトウヨばりの悪性ナショナリズムに対抗するには、別の健全なナショナリズムを掲げるしかないと考えます。今までの朝日的な左翼メディアにありがちなナショナリズム批判では、もはや誰も耳を貸さないはずです。されゆえ悪性ナショナリズムに対抗できるものは反米的なものにならざるを得ないと思われます。
そして、ネトウヨ的でない健全なナショナリズムの立ち上げに必要なバイブルとして、よしりん師範の『新戦争論1』は出されるのではないか、そのように私は考えています。だから来年は初頭から大いに期待しております。
さて、木蘭師範、番外編ありがとうございます。「もくれんより」の解説がいちいち面白いし、スクナビコナの「よお、わしや、わし」にマジ吹きしました。単行本になったときはイザナキ・イザナミを加えてエロ度が増すことと楽しみに待っております。
時浦師範代のwiki直し!は集合痴の不整合がこれでもか!と晒されて痛快ですが、まとめて斬っていく師範代の苦労が察せられます。今年も本当にお疲れ様でした。千代に八千代に皇統が安泰となるために、来年からもお願いいたします。
最早よしりん師範の「道徳心」が最後の希望なのか… na85