配信ありがとうございます。僕なりに考えてみましたが、道徳をやる目的は社会に出ても周りと軋轢を生じないような人格育成という側面と近代国家の構成員である国民を作るという二側面があると思います。
もし、社会に順応するにはこうやりなさいみたいなことだけを教えると、単なる処世術になり、国民形成には寄与しないと思います。自民党連中がやりたい道徳の授業は要はお上に逆らうな！お上に忠実なのが善良な国民を授業という形で洗脳しようとしているにしか見えません。もし、本当に国民を作りたいならば、「国民こそが政治の主体者であり、代議士なんぞ代理人に過ぎない。本当は我々が政治をやらねばならないが、それは物理的に不可能だ。だから仕方なく権力を委託してやっているに過ぎない。我々の自由ないし人権を奴らが侵害しないかを常に監視し、もつ奴らが変な事をしたら、いつでもクビにしてやる」くらいの事を教えないとダメな気がします。
それは白紙委任して欲しい安倍政権には不都合ですが、民主主義政体をとっている以上はやらねばダメです。それを教えずに、ただひたすら道徳が大事だー！と叫ぶのは中共の愛国教育と変わらないです。