カレー千衛兵 のコメント

今週のゴー宣を読んで、
「そもそも道徳とは何か?」
という問いを改めて考えさせられました。

「道徳教育とは国家による国民形成の手段」という側面があり、
政治や経済が形成する「社会」を無視した「道徳」はあり得ない、
という基本的な考え方を、今後押さえておこうと思いました。

私は小学1年生の子供がいる親ですが、
「道徳 = 慣習 ≒ マナー」という考えでしたので、
① 挨拶をする
② くつをそろえる(後の人の事を考える)
③ 人の悪口を言わない(人を呪わば穴二つ)
の3つを教えることが、家庭における「道徳教育」だと思っていました。

でも、今週のゴー宣を読んで、
「マナーを教えることが道徳教育」というのは、
ちょっと違ったかもしれないと思いました。
我が家の3つの教えは、
「国民性」を形成することには多少の影響を及ぼす可能性はありそうだけど、「国民」そのものを形成することには、特に影響を及ぼさないのではないかと疑問を持ちました。
むしろ、『いい人に見られた方が得をする』という考え方の『道徳B』に近い可能性も考えてしまいました。

「道徳」というのは「国民」と切り離せないのではないか?
では、そもそも「国民」とは何か?
「社会」の構成メンバーが「大人」だとして、
「歴史」の構成メンバーが「国民」なのか?
「国民」になるために「道徳」を身につける必要があるのか?

今の時点では、あまりにも、おぼろげな感覚で、
「問い」に対する「答え」が見つからないです。
私は「答え」が欲しい! だから今後、もっと勉強します!
まずは、色んな方のご意見を拝見し、学びたいです。

No.27 120ヶ月前

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