先日、「そこまで言って委員会」で「崩壊寸前とは本当か?」というような内容の企画を放送しておりました。 その中で医療がテーマに取り上げられていましたが、現場の人間からするとまさに崩壊寸前あるいはすでに崩壊していると思うのです。 その原因の一つとして「国民皆保険をいいことに、ちょっとのことで大病院にかかりすぎる。なので、混合診療を認めて、高度な医療を受けたいなら自腹で高額を支払うべき。」というような内容に意見がほとんどでした。 確かにこのような意見に賛成の裕福な方もライジング読者にもいるでしょう。 しかし、たとえ自分が裕福でも、どんどん中間層が破壊され貧困層に落ちぶれ格差が開いていく現状をよしとしない「公」の感覚が必要で、貧困者が万一重症になったときにやはり、国民皆保険のおかげで一流な治療を受けられるような世の中にするべきだと考えました。 出演者も本来「公」に則った意見を言わないといけないはずですが、皆、「いざとなら自分は高い金を払ってよい医療を受けられる」という気持ちが見え見えで、まさに「私」の気持ちをTVでさも「公」の意見を述べている風に言う光景が不愉快で堪りませんでした。みんな、アメリカナイズされている。 特に、金美齢さんは日本に帰化してからのほうが、むしろアメリカンあるいはチャイニーズの性根の持ち主であることがありありと分かります。
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小林よしのりチャンネル
(ID:29219734)
先日、「そこまで言って委員会」で「崩壊寸前とは本当か?」というような内容の企画を放送しておりました。
その中で医療がテーマに取り上げられていましたが、現場の人間からするとまさに崩壊寸前あるいはすでに崩壊していると思うのです。
その原因の一つとして「国民皆保険をいいことに、ちょっとのことで大病院にかかりすぎる。なので、混合診療を認めて、高度な医療を受けたいなら自腹で高額を支払うべき。」というような内容に意見がほとんどでした。
確かにこのような意見に賛成の裕福な方もライジング読者にもいるでしょう。
しかし、たとえ自分が裕福でも、どんどん中間層が破壊され貧困層に落ちぶれ格差が開いていく現状をよしとしない「公」の感覚が必要で、貧困者が万一重症になったときにやはり、国民皆保険のおかげで一流な治療を受けられるような世の中にするべきだと考えました。
出演者も本来「公」に則った意見を言わないといけないはずですが、皆、「いざとなら自分は高い金を払ってよい医療を受けられる」という気持ちが見え見えで、まさに「私」の気持ちをTVでさも「公」の意見を述べている風に言う光景が不愉快で堪りませんでした。みんな、アメリカナイズされている。
特に、金美齢さんは日本に帰化してからのほうが、むしろアメリカンあるいはチャイニーズの性根の持ち主であることがありありと分かります。