na85 のコメント

 よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、執筆・編集・配信、ありがとうございます。

 随分昔のことになりますが、この件について、技術系の企業に就職した友人と話したことがあります。「昔やったら、いくら自分が中心になって開発した技術でも、それは会社のお陰なんやから、報酬が少ないたら何たらごちゃごちゃ言わんかったもんや。上司に赤提灯とか連れて行ってもらったらそれで満足してたもんや!」と友人。「そうそう、それが日本的経営のええとこや!」と私。構造改革要求によって日本的経営もかなり崩壊していた頃でしたが、そんなことを言って盛り上がっていました。そうなのです。米国では開発者に巨額の報酬が支払われているんだろうと、なんとなく思っていたのです。
 しかし今回のライジングを読むと、自由とチャンスの国(笑)・米国ですらそんなことは全然なく、単に使えそうな技術者を一人、米国企業がヘッドハンティングしただけの話だと分かりました。中村修二氏は日本人であることを捨て、米国籍も取って米国人に成りきっていたはずなのに、酷薄な米国の競争社会に嫌気がさしたのか、里心がついたのかは知りませんが、ノーベル賞&文化勲章の権威をまとって、古巣に対して虫の良すぎる凱旋のお膳立てを要求するとは、全く呆れた話です。
 日亜化学は門前払いしてくれて良かったと思います。謝罪も無く日亜化学が氏を許して受け入れたら、おそらく日本のマスコミなどは、他のノーベル賞受賞者と同じかそれ以上にコメンテーターとして重宝したことでしょう。そして「欧米ではこんなの許しませんよ」「欧米ではそれが正しいんですよ」…と小うるさい識者が一人増えるところでした。中村氏には…

 米国で骨を埋めてください、と言いたくなります na85

 ザ・神様ですが、この海幸山幸神話とは、海神(ワダツミ)VS海幸の海の男対決だったんですね。ワダツミにとってウミサチはヤマサチと同じ空津彦のはずなのに、自分の支配領域を荒らす小うるさいガキに見えたわけです。それなら、素直で猟場もバッティングしないヤマサチの方が愛いやつとなります。しかし今回は強烈体験談が少ないと思ったら、『やまなし』のクラムボンが登場するとは(笑)。

 毎回仕掛けがあって笑わされます na85

No.67 119ヶ月前

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