三味線弾き のコメント

Vol.109の配信、ありがとうございました。
かつて発光デバイスの開発をやっていたので、今号はすごく馴染み深い内容です。中村修二さんには、講演や学会でも、ウケ狙いで尾びれ背びれをつけて話す印象があります。資金を調達するには、そういった話術も必要なのかも知れません。口が立つので、すっかり乗せられそうですが、小林先生が書いて下さったように、契約社会の米国で、会社が傾くほどの巨額の報酬を研究者や技術者に与えるなどまずあり得ませんね。
青色LEDの目処がつき始めた頃の日亜は、確かに社運をかけていました。もし他方面からのブレイクスルーがあれば間違いなく倒産していたでしょう。普通の研究者や技術者でも、年間1億出資してもらえればかなり良好な環境かと。中村氏の恵まれっぷりが分かります。日亜に就職した後輩もいますが、環境は良かったようですね。中村氏も死期を考えるのなら、受賞に恥じぬよう、少しは公のことを考えて発言してほしいモンです。ゴー宣を読んでほしいですね。
  「日本の研究者は企業の奴隷なのか?」
いまのまま進めば、雇用者と被用者の信頼関係でなく、契約関係になってしまうので、むしろ奴隷化が強化されてしまいますね。こうして商習慣や文化が浸食されていくのだなと。信頼関係は明文化しにくい点でも、道徳と密接ですね。道徳崩壊の前兆に危機感を覚えずにはおれません。

『ザ・神様!』、ウチのお嬢ちゃんもそのうち相談とか無くなるのかなぁ?
真っ赤になって怒る鯛、超カワイイです!!

Q&Aの回答にあった、
  「ネット空間で疑似共同体をつくることも不可能だね。」
そう思います。ネット上では本人の意識に関わらず、如何様にも自分を虚飾できるうえ、簡単にリセットできてしまいます。弱い者でも怒ったり他人を見下せば勝った気になれるのもネット。虚構ゆえに、ユーモアを忘れ沸点が異常に低くなり攻撃的になりやすいのでしょうか。疑似共同体の構築どころか、リアルな共同体やその道徳を融解させる機能が強力すぎますね。

「教養としてのプロレス」よしりんに、きいてみよっ! サイコー!
仕事中なのに結局全部見てしまいました。超絶おもしろかったー!!

No.53 121ヶ月前

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