本日はハロウィンということで、すこしだけ。

アイルランド文化に詳しい知人（道場門弟）がSNSを通して伝えているのですが、ハロウィンとは欧州先住民ケルト人の文化が起源で、欧州では秋の終わりである10月が一年の終わりで寒く厳しい冬が始まる11月からは収穫がないこともあり、厳しい冬の前に集落の皆で集まって美味い物を食べて、踊って祝おうという日本で言う大晦日、正月に近い祭事なのだそうです。また、年の変わり目は時空の歪ができる時期でもあることから異次元からの来訪者が入り込むこともあるとされ、占いなどのこの時に盛んにおこなわれていたそうです。日本における正月の初詣みたいなものか？
古代欧州のケルト文化を導入し、普及させようという意味ではなく、キリスト教が普及する前の古代の欧州事情を知る一環として、また、ケルト文化が日本文化と共通点が多い点（多神教であるとか）などから、古代ケルト文化としてのハロウィンは一見の価値はあるのだと思い、ここで簡易に述べさせていただきました。
欧米化、欧化に辟易している方は、キリストが普及し、バイキングが来る前の古代欧州文化に触れて見ては如何かな。

失礼しました。