宇野氏も古市氏も自信家だなあという印象です。だからこそ、国に福祉的機能を求めなくとも、自分の力で身を立てていけるので、突き放して考えられるのだろうなと思います。「オジサン化」した人は一般には強者と言われるでしょうけど、実際は自分の地位や利権を守ることに必死で、経済の成長を国に頼る始末。そういう意味では彼らは弱者ですね。 お二人が強者というのもあって、「世間」に影響されないその発言は気持ちいいですね。 議論をするには「公」を意識しないと「ズレる」のでしょう。この後のウィキ上での議論、めちゃくちゃでしたし。こんな議論ばかり見てきたから、よしりん先生と議論が噛み合っているだけでもすごいと思ってしまいます。 ただ、国家観については、僕はよしりん先生の考えがしっくりきます。国家を道具と考えるなら、その道具の取り合いになるだけ。そして、大体は富裕層が取り合いに勝つから、「弱者のため」にあるはずの国家が富裕層に都合のいいように作り変えられてしまうでしょうし、国家が富裕層の役に立たないとなれば棄てられるでしょう。やはり、国がその歴史や価値観を体現した血肉の通ったものだと考えないと、国そのものが無意味化するでしょう。
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小林よしのりチャンネル
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宇野氏も古市氏も自信家だなあという印象です。だからこそ、国に福祉的機能を求めなくとも、自分の力で身を立てていけるので、突き放して考えられるのだろうなと思います。「オジサン化」した人は一般には強者と言われるでしょうけど、実際は自分の地位や利権を守ることに必死で、経済の成長を国に頼る始末。そういう意味では彼らは弱者ですね。
お二人が強者というのもあって、「世間」に影響されないその発言は気持ちいいですね。
議論をするには「公」を意識しないと「ズレる」のでしょう。この後のウィキ上での議論、めちゃくちゃでしたし。こんな議論ばかり見てきたから、よしりん先生と議論が噛み合っているだけでもすごいと思ってしまいます。
ただ、国家観については、僕はよしりん先生の考えがしっくりきます。国家を道具と考えるなら、その道具の取り合いになるだけ。そして、大体は富裕層が取り合いに勝つから、「弱者のため」にあるはずの国家が富裕層に都合のいいように作り変えられてしまうでしょうし、国家が富裕層の役に立たないとなれば棄てられるでしょう。やはり、国がその歴史や価値観を体現した血肉の通ったものだと考えないと、国そのものが無意味化するでしょう。