「大東亜論」を読んで、「神風連の役」の敬神党については初めて知りました。もっとも衝撃的でったのが彼らの行動の意味であり、その意味が「古き日本に殉じるたねに決起した」所にあります。
いまでも「昔はよかった」という言葉は度々耳にしますがその時代の國柄に殉じる行為は近代の日本であったのでしょうか？恐らく、私が知る限りはありません。古き時代に殉じるまでの行動を出してしまうほどに江戸時代は魅力ある美しき時代だったのだと思うに当たり、以前に三味線弾きさんが紹介していた「神風連とその時代」を読んでみようかなと思います。

冒頭２ｐのゴー宣で一番笑ったのが「イデオロギーパック」の価格が「98円」だったことです。それもそのはず、嫌韓、嫌中、反朝日で染まった自称保守の雑誌の内容も、反戦平和、天皇制打倒をほざく左翼、サヨク雑誌の内容も紐解けばネットで蔓延っている９８円くらいの値打ちしかない内容を評論家らしい文章で書き直しただけの内容なんですから９８円でちょうどいいか、むしろ高すぎるのではと思ってしまいました。

その点、小林師範ら道場師範方の書く書物や記事は値段と一致しているか、むしろ安すぎるのではと思います。