ライジング100回おめでとうございます。 もう100回なのか、まだ100回なのか。 どっちにせよ火曜日のライジングが子供の頃の少年ジャンプのように、日々の生活の一服の清涼剤のような、無くてはならない存在となってしましました。いわば「もう、あなたがいないとダメなの!」状態です。 そんなわけなので、これからもライジング楽しみにしています。 笹先生の寄稿文「おらっちなんら!!!」で紹介されていた「飛べ!ダコタ」俄然、観たくなりました。 劇中の「私たちは軍部に騙されていた」という言い分は(確かにそういう部分もあるのだろうけれど)「私は教団に騙されていた」と自分の責任を棚上げするオウム真理教の信者を彷彿とさます。 騙されていたと思うのならば、騙された自分の馬鹿さ加減を痛烈に批判し、反省し、次は騙されないよう努力をすべきという方向に自身を変えるべきだし、そうしなければ、榎本明扮する村長さんが言ったとおり次の戦争は避けられないでしょう。 この映画や一つ前の朝ドラの「ごちそうさん」でもそうですが、あからさまに反戦平和を訴えるのではなく、作品の本筋に絶妙に絡めながらの演出のなかで戦争を警戒するようなメッセージを込めた作品が最近作られているように思います。 今の世論に危険な雰囲気を感じている作家さんも、少なからずいるということだろうと思いますが、そのような方が存在していることにわずかながらも救いを感じます。
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小林よしのりチャンネル
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ライジング100回おめでとうございます。
もう100回なのか、まだ100回なのか。
どっちにせよ火曜日のライジングが子供の頃の少年ジャンプのように、日々の生活の一服の清涼剤のような、無くてはならない存在となってしましました。いわば「もう、あなたがいないとダメなの!」状態です。
そんなわけなので、これからもライジング楽しみにしています。
笹先生の寄稿文「おらっちなんら!!!」で紹介されていた「飛べ!ダコタ」俄然、観たくなりました。
劇中の「私たちは軍部に騙されていた」という言い分は(確かにそういう部分もあるのだろうけれど)「私は教団に騙されていた」と自分の責任を棚上げするオウム真理教の信者を彷彿とさます。
騙されていたと思うのならば、騙された自分の馬鹿さ加減を痛烈に批判し、反省し、次は騙されないよう努力をすべきという方向に自身を変えるべきだし、そうしなければ、榎本明扮する村長さんが言ったとおり次の戦争は避けられないでしょう。
この映画や一つ前の朝ドラの「ごちそうさん」でもそうですが、あからさまに反戦平和を訴えるのではなく、作品の本筋に絶妙に絡めながらの演出のなかで戦争を警戒するようなメッセージを込めた作品が最近作られているように思います。
今の世論に危険な雰囲気を感じている作家さんも、少なからずいるということだろうと思いますが、そのような方が存在していることにわずかながらも救いを感じます。