閑人 のコメント

自分はゴジラがひたすら米国で暴れまくるのを
想像してたせいか『GODZILLA』を観たときは
ムートーばかりクローズアップされててゴジラの
出番が少ないとイマイチな評価をしてましたが、
よしりん先生の解説と批評を読んで、もしこれが
日本の第一作のような作品だったら自然は征服できると
考える欧米人の文化・価値観を踏襲した内容になって
日本の文化・価値観が否定されていただろうと、
自分が狭い視点で観ていたことに気づきました。

そんな視野の狭い自分でも東京新聞やWillの花田編集長ら
マスコミ、評論家の難癖な評価には呆れました。
普段から国際評価を気にしてるんだから日本の文化概念が
込められた映画が欧米でヒットしたことを素直に喜べば
いいのに、散々酷い言葉を並べた挙句にありもしない
メッセージを捏造して批判するとか正気の沙汰とは思えません。
マスコミや評論家の類は自分のイデオロギーに合致した
プロパガンダ作品しか評価しないんでしょうか。
こんなことだとよしりん先生の予言が当たってしまいかねません。

これまでにも「ザ・神様!」にはアマテラスは別としてたくましい
女神が沢山登場しましたが、コノハナサクヤビメはその最たるものでは
ないでしょうか。自分の身の潔白を証明するために、赤ん坊にとっては
迷惑極まりないですが、恐ろしい誓いを立てたり、産屋が燃え盛って
いるのも構わず出産するとか、ニニギノミコトが日本最古のNO!と
言える日本人ならコノハナサクヤビメは日本最古の肝っ玉母さんですね。

コノハナサクヤビメの鬼気迫る出産シーンに壮絶さを感じつつも、
当人は真剣なのに突き抜けているからか、どこか可笑しさを感じて
しまってて仕方なかったです。

No.81 125ヶ月前

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