よしりん先生の日曜日のブログを拝見しました。
　
　最近、よく藤子・F・不二雄先生の『パーマン』に出てくる「コピーロボ
ット」があればなと思い浮かべてしまいます。藤子先生と言えば『ドラえも
ん』の作者であり、その中に登場するドラえもんの四次元ポケットから取り
出すひみつ道具の、「タケコプター」や「どこでもドア」などの子供の夢を
叶えた道具が有名ですが、それらよりも私が一番欲しいのはコピーロボット
です。コピーロボットとは簡単に言えば、自分の分身を作る道具で、周りの
人達にパーマンであることがばれないように、変身中の身代わりとして使う
のですが、コピーロボットの機能としておでこをくっつけることで、コピー
ロボットの記憶がそのまま本人の記憶として残るので、１日が倍の48時間
になり、生きていく上で必要不可欠な食事や睡眠にとられる時間を、その間
にコピーロボットが仕事をしてくれて、最後はおでことおでこをつき合わせ
れば、無駄に時を費やす必要なく、有効に時間が使えてしまう。コピーロボ
ットは、創作に膨大な労力と時間を費やさなければならない漫画家の願望が
生み出した道具なのかもしれません。

　もし、世の中にコピーロボットがあるならば、是非とも、よしりん先生に
使って欲しいです。しかし、現実は１日・24時間という限られた時の中で
、日々のルーティンを繰り返しながら、出来ることを1歩ずつ踏みしめて、
前に進むしかないのですね。

　プライベートとのバランスや些末な雑事に追われて、創作活動に専念され
るにも一苦労みたいですが、無事に作品が完成して、また新たに思想するき
っかけに出会えることを楽しみしています。