Q&A回答ありがとうございます。
スコセッシは決してエンタテインメントを手放さないのが良いです。
批評的精神を持った内容でありながら、説教臭い退屈な作品に仕上げることはなく、レイティング審査と闘いながら刺激的な娯楽を追求し続ける姿勢を崩さないってステキ。
それはデ・パルマやスピルバーグも同じっす。
一部マニアにだけウケれば良いと開き直り、海底深くに沈み、蛸壺に入り、好事家と共にエリート意識だけを高めてしまうようなことはなく、大海原に帆を広げ、より多くの観客を楽しませ、より多くの人々に深く思索させる作品を発表する、そのスタンスってまさにゴー宣。
ゴー宣ってばハリウッドスタンダード。

一般社会で通用する言葉も持たず、一般常識から掛け離れた理屈を述べていても多くの人は聞く耳を持ってはくれない。
決して世間に流されず、多数派に呑み込まれぬ批評眼を持ちながら、多くの人の心を摑む娯楽と思想を提供する創作のプロフェッショナルの凄みから学ばねばと、ポンコツの俺は思います。
今回のゴー宣についても、字面だけを追って、そこに宿る深みをキャッチ出来ずにまごつくようなモンキーにならぬように熟読します。
ただヘラヘラ笑える娯楽じゃないし、説教臭い教訓でもない。
楽しみながら思想出来るゴー宣ってば、やっぱ最高‼︎
つか、最強‼︎

ちなみに俺はGODZILLAを観て一番魂が昂ぶったのは、相手のお口を両手でガパァッて開いたところに放射熱線をブチ込むシーンです。
あれ、強烈。

最後に、桐谷美玲と北川景子の区別がつかない俺は最早おっさんだ。