配信ありがとうございます。

佐世保の事件、先天的に善悪のタガが外れている人間に対して社会がどう対するかというのは難しいものですね。

『命を大切にする教育』などでは防げないとはいえ、教育関係者にそれ以上を望むべきなのか。事が起きる前に防ぐ体制を構築すれば冤罪を誘発してしまうのではないか。精神科医の警告を放置した県は事なかれ主義の批判を受けるでしょうが、といって行政に携わる彼らが人権尊重のルールを越えて行動し得たのか。

性善説に立って構築された現代日本社会のシステムでは対処しようがなかったと思うと、どうにも気の滅入る事件でした。

よしりん先生の仰るように、理不尽ではあるがそれも親の責任として犯罪を起こさせないように押さえつける。それしかありませんね。

いつか自分に子供ができて、その子が快楽殺人者の資質を持っていたら果たしてその事実を受け入れられるだろうか、などと想像していたら余計に気が滅入りました。