すごく驚く記事を見た。産経新聞に八木秀次が書いた文章だ。
自民党議員の女性侮蔑ヤジに対するマスコミの批判は
「きれい事しか述べなくなっている」と逆批判している。
やじを擁護するつもりはないと一応、断っているのだが、
同時に八木はこう言い出す。
「やじを発した議員の真意は、少子化問題が
深刻化する中で、独身の女性議員に対し、
少子化対策の一般論を述べるのも結構だが、
自分が結婚して子供を産んではどうか、
と言いたかったのではないか。」
おいおいおい・・・
全然気づいてないな、また差別してるってことを!
「独身の女性議員は少子化対策を述べるより、
自分が結婚して、子供を産め」って、自民党議員の
ヤジの反復じゃないか!
八木って奴は根本的に頭が悪い!
脳がもう老化していて、シナプスが切れているのだろう。
脳内に新しい神経細胞が伸びなくなっている。
自分の思い込みを客観視することが出来なくなっているのだ。
老人の読む新聞にはこれでいいのかもしれないが、
国を滅ぼす因習的感覚だ。
それで論のタイトルが「少子化が進む成長戦略にするな」で、
女性の労働力としての活用をやめろと言うのだ。
女性は「育児に専念」させろと言うのだ。
第一に、そりゃあ女性が育児に専念できる高給取りの
男がいっぱいいたら結婚できるのにね、という話だ。
第二に、働くことに実存を感じる女性だって多いのよ、
ということだ。
第三に、「専業主婦」は高度経済成長の期間だけの、
特殊現象だったのよ。ということもある。
第四に、だったら今の格差が極大化する一方の
経済政策を止めなさい、ってことだ。
第五に、経済政策を転換しない限り、少子化は進んで、
労働力不足になるのだから、移民を受け入れるしか
なくなるよ、ってこと。
第六に、今は移民より先に、国内の潜在労働力である
女性を酷使しようというだけの暫定的政策なんですよ、
ということだ。
第七に、現在の女性の社会進出政策は、
フェミニズムとは全然動機が違うんですよ、ということだ。
頭の悪い奴に説明するのはめんどくさい!
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