先日、一日かけて「保守も知らない靖国神社」を読了しました。おそらくこの書物は靖国神社を全く知らない人にも勧めるべき書物であり、日本人の価値観を基礎から教えてくれる入門書ともいえる存在なのではないのかと思いました。
遺骨収集と靖国神社に祭られる御霊の違い、奉慰顕彰と犠牲者追悼の違い、そして、靖国神社で「不戦を誓う」「英霊を犠牲者」扱いすることの無礼さ、そして英霊の意志に反する政策や行動を行う非礼極まる行為など、これまで靖国神社に参拝する方々で一部にみられる違和感ある行為にたいして初めて腑に落ちたと思います。
今年のみたままつりには今までとは違う気持ちで参加することとなるでしょう。そして、自分のこれからの里山での取り組みは自分と周囲の人だけではなく、我が國を未来へとつなげるために自らの命を捧げた英霊の遺志のためでもあるのだということも心に収めていこうと思います。緒方譲命が生前に書き残した「いざさらばわれは御国の山桜」の一部だけでもこれから自分が事業の取り組むたびに心に僅かでも表れることでしょう。
安倍政権をネトウヨや自称保守に混じり、「天皇制打倒」をほざく極左が応援する背景には靖国神社を通じて日本人の価値観と国柄をとことんまで破壊しているからなんだと、本書を読んで思った次第です。