よしりん師範、木闌師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、台風がノロノロ直撃し世上と相まって不穏ですが、今回もパワー溢れるライジングをありがとうございます。 韓国人は強い者には弱く、弱い者には強いと右方面からよく言われてきました。だから元慰安婦や挺対協が米軍慰安婦のことで韓国政府を責めたとしても、決してそれが高じて米国政府を責めるようなことは無いという予測はスッキリ腑に落ちます。また韓国はキーセンの伝統があるわけですから、韓国女性が戦場慰安婦にされたぐらいで「恨」を持っているのではなく、格下と見ていた日本に併合されていた事実にこそ「恨」を持ち続けているということも非常に納得がいきました。 韓国人は古代からシナ帝国を敬いつつ日本を見下し続け、最早それがDNAに染みついており、日清戦争で清を一度やっつけたぐらいでは日本を宗主国と仰ぐことは無く、だから三国干渉で遼東半島を譲歩するのを見たら宗主国を清からロシアにスライドさせたわけですね。そんな事大主義がついに払拭されたのが、支那事変で日本軍が中国国民党相手に連戦連勝した頃だという師範の考察も非常に納得できます。しかし韓国人の「恨」永久に晴れず、その対象にされたことは運命的な不幸だとして諦めるしかないとは、何とも不幸な国ですね、我が国は。しかしサヨクの幻想を打ち砕いておかねば、何度も同じ過ちを繰り返します。 さて『大東亜論』「血風士魂編」を拝読していますと、もし明治初期に西郷隆盛が朝鮮を開国させるべく説き伏せに行く試みが、大久保利通によって妨害されていなかったらという歴史のifを、詮無いことですが考えずにおれません。日清戦争は起こらず、従って韓国人の「恨」の対象にもならず、日韓同盟の前にロシアは不凍港を諦め、清から中華民国への政権移譲もスムーズに進み、米国が大陸に食指を伸ばすこともなく、アヘン戦争以降続いてきた大陸における西欧列強勢力を徐々に駆逐し、「八紘一宇」の理想のもと平和裏に東亜諸国の独立が達成されたかもしれないとすら思えるのです。よしりん師範、大久保はどれだけ悪辣に描いてもOKです! 『保守も知らない靖国神社』を購読し半分ほど拝読しました。安倍とコアな支持層のバカっぷりを「包囲検証」して炙り出す第2~3章の切れ味が抜群でした。また第1章では紹介されていた遺書(何度か目にしたはずですが)に改めて涙しました。「泣かずにほめてください」と言われたにもかかわらずです。そして、前回のライジングでは男尊女卑をあげつらう余り、正しいマッチョイズムを等閑視しすぎていたことに思い至りました。 いつぞやのゴー宣の最後のコマのセリフで「資格のない男が甘えるのは失格、資格のある男を甘えさせられない女も失格、わかるか?こら」とありました。国や公といった何か大きなもののために戦っている男(木闌語では折れた矢が何本も刺さっている男)なら、多少甘えて女性に対してマッチョに振る舞ってもよく、戦う男を装うチキンホーク(自称保守)や冷笑するだけの男(相対主義者)が女性にマッチョに振る舞うことは、明治期に出来上がった男尊女卑システムという既得権に胡坐を掻きながら女性を差別している卑劣な行為です。多くの女性は、ドMでない限り、こういう男を甘えさせることは無いはずです。 話を戻しまして、列島には綺麗な水が湧きすぎるせいか日本人は過去を水に流す性質があり、また様々な災害がひっきりなしに起こるせいか日本人は降りかかった不幸をカミの怒りと捉える性質があります。過去に拘泥せず未来に進めるという良い面はありますが、他者からの悪意による災厄までもカミの怒りとしてスルーしてしまう傾向があります。ムラ社会的な共同体では過去に拘り過ぎる人は面倒くさいイタイ人と見られがちです。 他者の悪意を原因として受けた屈辱的な感情は完全に忘れられたわけではなく、何かの機会に噴出することもあります。しかし多くの場合は、為政者からパンとサーカスをふんだんに与えられ、また怒りの矛先を国内の別の存在、例えば旧日本軍や現代の官僚などに向けられて忘れさせられます。そして日々の忙しさに埋没していくわけです。この屈辱感を正しく認識させる書が『戦争論』であったはずなのに、「中韓ファック!日本サイコー!」と誤読されました。だからよしりん師範は再び空気を変えるため執筆にかかられたわけです。志儀さんは敏腕ですね。 さて「ザ・神様」です。元ヒッキーのアマテラスがそのことから全く逃げずニニギに語りかけ、その上で現在の自分も肯定しつつ神器を授けたことが素晴らしいと思いました。年末の神様ランキングでアマテラスに1票投じたのは間違いではありませんでした。天孫降臨旅団メンバー表が秀逸です。「例の舞」がピンク文字なのも、「押しかけ案内人」を末尾にキッチリ加えているのも。 号泣リポーターですか。彼はもはや杉村太蔵のポジションしかないと思っていましたが、芸人としてはもっと上等ですね。もう2、3人元政治家が集まってチルドレンズとか結成してほしいですね。 いま日本で最も甘える資格のある男がよしりんであることは衆目の一致するところ na85
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よしりん師範、木闌師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、台風がノロノロ直撃し世上と相まって不穏ですが、今回もパワー溢れるライジングをありがとうございます。
韓国人は強い者には弱く、弱い者には強いと右方面からよく言われてきました。だから元慰安婦や挺対協が米軍慰安婦のことで韓国政府を責めたとしても、決してそれが高じて米国政府を責めるようなことは無いという予測はスッキリ腑に落ちます。また韓国はキーセンの伝統があるわけですから、韓国女性が戦場慰安婦にされたぐらいで「恨」を持っているのではなく、格下と見ていた日本に併合されていた事実にこそ「恨」を持ち続けているということも非常に納得がいきました。
韓国人は古代からシナ帝国を敬いつつ日本を見下し続け、最早それがDNAに染みついており、日清戦争で清を一度やっつけたぐらいでは日本を宗主国と仰ぐことは無く、だから三国干渉で遼東半島を譲歩するのを見たら宗主国を清からロシアにスライドさせたわけですね。そんな事大主義がついに払拭されたのが、支那事変で日本軍が中国国民党相手に連戦連勝した頃だという師範の考察も非常に納得できます。しかし韓国人の「恨」永久に晴れず、その対象にされたことは運命的な不幸だとして諦めるしかないとは、何とも不幸な国ですね、我が国は。しかしサヨクの幻想を打ち砕いておかねば、何度も同じ過ちを繰り返します。
さて『大東亜論』「血風士魂編」を拝読していますと、もし明治初期に西郷隆盛が朝鮮を開国させるべく説き伏せに行く試みが、大久保利通によって妨害されていなかったらという歴史のifを、詮無いことですが考えずにおれません。日清戦争は起こらず、従って韓国人の「恨」の対象にもならず、日韓同盟の前にロシアは不凍港を諦め、清から中華民国への政権移譲もスムーズに進み、米国が大陸に食指を伸ばすこともなく、アヘン戦争以降続いてきた大陸における西欧列強勢力を徐々に駆逐し、「八紘一宇」の理想のもと平和裏に東亜諸国の独立が達成されたかもしれないとすら思えるのです。よしりん師範、大久保はどれだけ悪辣に描いてもOKです!
『保守も知らない靖国神社』を購読し半分ほど拝読しました。安倍とコアな支持層のバカっぷりを「包囲検証」して炙り出す第2~3章の切れ味が抜群でした。また第1章では紹介されていた遺書(何度か目にしたはずですが)に改めて涙しました。「泣かずにほめてください」と言われたにもかかわらずです。そして、前回のライジングでは男尊女卑をあげつらう余り、正しいマッチョイズムを等閑視しすぎていたことに思い至りました。
いつぞやのゴー宣の最後のコマのセリフで「資格のない男が甘えるのは失格、資格のある男を甘えさせられない女も失格、わかるか?こら」とありました。国や公といった何か大きなもののために戦っている男(木闌語では折れた矢が何本も刺さっている男)なら、多少甘えて女性に対してマッチョに振る舞ってもよく、戦う男を装うチキンホーク(自称保守)や冷笑するだけの男(相対主義者)が女性にマッチョに振る舞うことは、明治期に出来上がった男尊女卑システムという既得権に胡坐を掻きながら女性を差別している卑劣な行為です。多くの女性は、ドMでない限り、こういう男を甘えさせることは無いはずです。
話を戻しまして、列島には綺麗な水が湧きすぎるせいか日本人は過去を水に流す性質があり、また様々な災害がひっきりなしに起こるせいか日本人は降りかかった不幸をカミの怒りと捉える性質があります。過去に拘泥せず未来に進めるという良い面はありますが、他者からの悪意による災厄までもカミの怒りとしてスルーしてしまう傾向があります。ムラ社会的な共同体では過去に拘り過ぎる人は面倒くさいイタイ人と見られがちです。
他者の悪意を原因として受けた屈辱的な感情は完全に忘れられたわけではなく、何かの機会に噴出することもあります。しかし多くの場合は、為政者からパンとサーカスをふんだんに与えられ、また怒りの矛先を国内の別の存在、例えば旧日本軍や現代の官僚などに向けられて忘れさせられます。そして日々の忙しさに埋没していくわけです。この屈辱感を正しく認識させる書が『戦争論』であったはずなのに、「中韓ファック!日本サイコー!」と誤読されました。だからよしりん師範は再び空気を変えるため執筆にかかられたわけです。志儀さんは敏腕ですね。
さて「ザ・神様」です。元ヒッキーのアマテラスがそのことから全く逃げずニニギに語りかけ、その上で現在の自分も肯定しつつ神器を授けたことが素晴らしいと思いました。年末の神様ランキングでアマテラスに1票投じたのは間違いではありませんでした。天孫降臨旅団メンバー表が秀逸です。「例の舞」がピンク文字なのも、「押しかけ案内人」を末尾にキッチリ加えているのも。
号泣リポーターですか。彼はもはや杉村太蔵のポジションしかないと思っていましたが、芸人としてはもっと上等ですね。もう2、3人元政治家が集まってチルドレンズとか結成してほしいですね。
いま日本で最も甘える資格のある男がよしりんであることは衆目の一致するところ na85