配信お疲れ様です。
　私の母は数十年間、男中心の社会である土建屋に勤めているのですが、そのような言動に慣れていると思われた母が、鈴木議員をはじめとする一連のヤジに激怒しておりました。やはり愛想笑いでごまかしたりしつつも、はらわたが煮えくり返るところを我慢して、必死で適応しようとしてしまう女性は多いと思います。
　名誉男性といわれる櫻井よしこ氏も「女だてらに」フリージャーナリストを目指してやっていくのも、かなりしんどくて、能力の問題もありますが、だから保守論壇や財界の客寄せパンダに成り下がらずを得なかった面もあるのではないしょうか。それだけにこの問題について当事者意識を持って論じてほしいのですが。
　もし自分の上司が女性で、能力の差を見せつけられたり理不尽に攻められたりした時に「女のくせに！」とか「女のヒステリーが」なんて思わないで済むのか？案外絶対弱者ポカQのようになるんじゃないのか？と自分の心に問い続ける必要があると思いました。
　やはりこの男尊女卑の意識改革への道は女性皇太子、ひいては女性天皇の誕生によって開かれるでしょう。であるならば、男社会の理不尽さを暴かれる事を無意識に恐れる保守論壇や自民党が、必死で阻止しようとするのも当然かもしれませんね。