安倍政権が掲げる「女性の地位向上は本物か？」という質問には、「本物なわけがない！」と、女性として即答します。
日本の象徴である天皇には、女の血は入ってはならんと言っている人物が、本気で女性の地位向上を目指していると思う人がいたとしたら、相当にお目出度い人です。

きっと、安倍首相をはじめ自称保守の人々は、天皇が女性になり、女系天皇も誕生してしまったら、おのずと国民の意識の変化が起こり、次々と職場や家庭での男性の権力の座が脅かされるとわかっているのだと思います。それが恐いのだと思う。
なんとしてでも、日本のトップは男性でなければならないと、強迫神経症に取り付かれているのでしょう。
一度手に入れた男性優位の権力の座を女性に奪われたくない！というのが本音だと思う。

子供を産むかどうかだけが、男性と女性の違いで、能力には差がない…というか、下手したら男性よりもリーダーシップがあり能力も高い女性がゴロゴロいるとわかっているのでは？

だから、子供が産めないのか！など、出産に関するところを集中的に攻撃してくる。子供を産まない俺たちのように、働けるのか？と。

維新の時に武士達が刀を捨てたように、今の男性側が公のために、くだらないプライドや権力思考を捨て、男性自ら公のために権力の座を捨てる覚悟が育たなければ、このまま日本は男尊女卑によって、天皇が日本からいなくなり、国が滅ぶと思いました。

そのくらい、この男尊女卑の問題は重要である、ということです。