よしりん先生のブログを拝見しました。

コメント欄に投稿した動機がなんであれ、私は大きな間違いを犯していまし
た。大切なのは、そんなことのために時間を犠牲にするよりも、地に足つけ
て、自分の成すべきことをすることであり、それが世の中を変える最善の道
であると教えてもらったはずなのに。

よしりん先生は、ネットの落とし穴について、度々、警鐘を鳴らしてこられ
たのですが、自己顕示欲や承認欲求を満たすためではなく、受け手として、
私自身が語れる範囲で、AKB48は公論にはならないと思うのですが、そこ
には語るに足る普遍性があると思い、先生の議論の形成に少しでも資すれば
と、そして、それが何かしらの形で、偶像であろうと努力する少女たちのた
めになればと、安易にコメント欄に飛びついたのですが、結果として、事の
大きさに違いこそあれ、AKB48襲撃犯と同じ穴の狢に成り下がってしまい
ました。

よしりん先生が仰る、『良き観客であれ』という分を超えた行為をしてしま
い、ゴー宣の読者として、ただ、ただ、恥ずかしい限りです。あくまで、『
井の中の蛙大海を知らず。されど、空の深さを知る』を信条として、人生を
過ごしてきたつもりだったのですが、どうやら道を踏み外したようです。良
き観客に帰るという表現は、良き観客ではなかったのでおかしいのですが、
良き観客に帰ります。良き観客として、『戦争論 3 』のような、人の価値
観を揺さぶる作品と、また新たに出会えることをお待ちしております。