ライジング88号、拝読しました。
末広がりの回数で、縁起がいいですね。

政治とマスコミの距離の近さは確かに気になります。
昔、「椿事件」という騒動がありました。
テレビ朝日の報道局長が政権交代を促すような内容の
報道を行うように指示した、というアレです。

それを踏まえて。
政府がメディアを懐柔しようとするのは分かる。
私が政府側でもそうします。
でも、マスコミ側が易々とそれに乗るのは職業意識として
どうなんだと思います。

同時に、政府や政策を評価するのは是々非々の態度が
必要なのではないか。
権力は批判に晒される必要がありますが、その内容が
「批判ありき」に終始したり、非現実的なお花畑な主張では
それこそ只のポジショントークです。

私は安倍首相の政策について肯定的に捉えている面も
多いですが、否定的な面もある。
民主党政権時でも、支持すべき政策もあった。

安倍首相だから民主党だからで全肯定や全否定する論調や
議論ではまともな政策論議も進まず不利益を蒙るのは、
結局国民です。

「気持ち悪い」とか「お腹壊す」とかでは批判にもならず、
実のある議論にもならない。

マスコミを巡る環境をからこんなことを思いました。

後、12号で100号ですね。
ライジングが888号まで続きますように！