こんばんは。今号も配信ありがとうございます。
先日のゴー宣道場を視聴しました。
『憲法は国家権力を縛る』ということ、つまりはわたしたち国民が
国家権力を監視するという考え方がわたしたちに欠けていて、
国家権力が憲法を蔑ろにしていることに気付かないことは危険だと
改めて考えさせられました。
ひるがえって、今号では、朝日も含めてマスコミが、権力の走狗に
なり下がっていることに恐怖を感じました。
本来マスコミと言うのは、わたしたち国民に知らせる役割を負っていて
いるはずです。そしてそれを通じて権力を批判する手段としたはずです。
これは民主主義の崩壊以前に、明治以来先人が築き上げてきた
近代国家の像を、自ら潰してしまうことであり、自殺行為です。
マスコミは『社会の木鐸』を自認する、崇高な使命を掲げておきながら、
一方で、記者クラブから貰うぶら下がり記事を紙面に載せる。
こんなことばかりやっていては、国民は政治はもとよりマスメディア
に興味を示さなくなって、ニヒリズムが蔓延します。
その行き着く先は…想像すると怖いです。