よしりん先生、パリの旅行記ありがとうございます。作家って、「完全な」休日は無いんですね…。

よしりん先生の強みは「体験」だと思うのです。最近の鋭い安倍批判や大東亜論を読むと、つい忘れそうになりますが、元々、ゴー宣はエッセイの要素もふんだんにあり、そこから社会問題を論じてゆくものでした。僕はよしりん先生のエッセイも好きなので、次回も旅行記を書いてほしい…。

今回は写真がふんだんに載っていて、見た目にも楽しいですね。料理は美味しそうだし、オペラ座の内装は豪華でそのきらびやかさや緻密さにはめを見張るものがありました。けれど、僕がこれらの写真で感動したのは、よしりん先生やみなぼんさんの文章があってこそ、ガイドブックなどで風景の写真があっても同じような感動は得られなかったでしょう。例えば、風景の写真を見るときは、その周囲を歩くパリジャンたちの姿を見えたし、ミロのヴィーナスでは正面ばかりに人が集まる状況が見えました。いつの間にか、よしりん先生と同じ目線になっていたのです。「巴里に行った気になった」とコメントに書いた人が何人かいましたが、僕は「よしりん先生と」と付け加えたいです。

そして、美術品の解説、笑いました!!特に、父(？)が乳を奪いかえす絵の三者三様の口調が面白い。赤子の「どういうつもりですか！」は見事、僕のツボにホールインワンです。あと、ミロのヴィーナスって意外と筋肉質ですね。先生は半ケツに見入っていたようですが、僕は背中が好き♪むしゃぶりつきたいです。

パリの旅行、お疲れ様でした。みなぼんさん、小柄な方なのに、スリを撃退するなんてすごいですね。時差ボケは治りましたか？SAPIOでの漫画、楽しみにしてます!!