sweetsixteen のコメント

    AKB48選抜総選挙に於けるセンターの意義(仮)~ 10 ~

 敷居の低い投票制度がもたらす弊害はそれだけではなく、選抜総選挙は、
ファンの手によって、AKB48の頂点を、象徴を決めるものであるべきが、
始末の悪いことに、地元のPR手段として地方公共団体が、選抜総選挙に目
を付けるに至っては、AKB48のセンターを決める選挙ではなく、地域振興
が目的の、ご当地キャラ総選挙になってしまい、一体全体、何を決めるため
の選抜総選挙なのか、わからなくなってしまう。

 そのような思惑を、選抜総選挙に持ち込まれては困るのですが、ただし、
郷土愛の発露として、地元の子を応援する気持ちは、自然な感情として理解
することができ、郷土意識は、高校野球における魅力の一つとして、地元の
人たちの関心を集めているように、AKBGにとっても郷土意識に根ざした対
抗心は、今までのアイドルグループにはない魅力となり、地域の人々の注目
を惹くだけではなく、年末のAKB48の紅白対抗歌合戦は、紅と白に色分け
したところで、明確な対立軸はないので、どちらの組にも肩入れすることが
できないが、その対抗心がうまい具合に育ち、ゆくゆくは紅白東西対抗歌合
戦になれば、一方の組に感情移入することができ、さらに白熱したイベント
になるのではと、密かに期待をしていたのですが、しかし、今回の「大組閣
祭り」で発表されたメンバーの移籍は、私の期待も、その魅力も失わせてし
まい、郷土愛からくる、ファンのメンバーやグループへの思いを断ち切るよ
うな処置で、残念で仕方がない。
 
 恐らくそれは、ドラフト制度とペナント制の導入により、戦力の平準化を
図るために、集客力のあるメンバーや、それぞれのチームに足りないものを
補強するため、他チームや他グループへのメンバー移籍が今回の大組閣で行
われたわけだが、そのことについて思うところもあるのですが、ここでは論
ずるべきではないので、割愛させていただきます。しかし、よしりんファン
としては、紅白東西対抗になってしまうと、先生は間違いなく西軍を応援し
てしまうので、審査員としての一番の適任者は、よしりん先生を措いて他に
はいないと思うのですが、公平を期する審査員としては不適格者になってし
まうので、このままの方がいいのかも。(笑)

              (続く)

No.37 120ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細