「優雅なる巴里の情景」ですが、小林先生と岸端さんの感想が書かれていたり、素敵な写真がたくさん載っていたりと、とても面白かったです。写真を見ながら「すげー」「この料理うまそー」と何度つぶやいた事か。
小林先生を女性スリ３人組から守った岸端さんの「はがし」や、先生の「エッチな美術作品評」が特に楽しかったです。「赤子から乳を奪い返すの図」の感想を読んだ時、月亭可朝の「嘆きのボイン」という歌を思い出しました。あと「モナ・リザ」前がスリの多発地帯だという事を始めて知り、びっくりしました。
僕は生まれてこのかた、海外旅行に行った事がありません。パスポートすら持っていません。初めての海外旅行はフランスに行きたい、と今回の「ゴー宣」を読んで思いました。でもスリが怖いので、その時は岸端さんクラスの強力なボディーガード役の人を連れていこうと考えています。